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S彼ぇしょん
第2章 羞恥
「なんだ、濡れてるじゃん……なんもしてないのに、おかしいね」

そういって、下からあたしの顔をのぞく。
恥ずかしくなり、顔をそむけるあや。


そんなあやの顔を、意地悪そうに見る。

同時に、指を小刻みに動かしはじめた。

「あ……ぃや……」

指は、潤いをすくうように下から上へと動いている。

「こんなになっちゃって……あやは、ほんとえっちなんだね……」

そういって、指を更に激しく動かす。

「はぁはぁ……や……だ」

「あや、聞こえる?この音。ほら……」

風間の指の動きとともに車内に、くちゅくちゅと卑猥な音が響く。

しばらく、その音を楽しむと、さらに潤いをおびたそこから、ぬるぬるの液をすくうと、すこし上の部分へと指は移動する。

そして、突起したコリコリの処へと塗りつけるように動かしてきた。
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