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S彼ぇしょん
第2章 羞恥
「あ~スースーする、こんなに濡らしちゃって……」

と、たった今まであやを苛め抜いていた指先をじーっと見つめる風間。
一方のあやは、はぁはぁと息も絶え絶えに、シートでぐったりしている。

「ほれ、こんなに濡らしたんだぞ?お前は。えっちだねえ……」

そう言って風間は、その指をあやの口元へ近付け、そして

「さ、綺麗にするんだ!」

と、唇の中へと押し込んでゆく。

「んー」

息も絶え絶えのあや、しかし指を口を入れられると、真一文字に閉じ抵抗を試みる。

「ほーら、ダメだ、ちゃんと綺麗にしなさい」

それでも風間は緩めない。ついには指を入れられ、口の中をかき回されてしまう。

「ん、ぐぐ……」

「よしよし、いい子だ。どれ、綺麗になったかな?」

指を抜き、風間はそれを舐めた。

一方のあやは、ようやく抜いてくれたとばかりに、再び力が抜けシートに身を任せている。
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