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S彼ぇしょん
第4章 覚醒

部屋には人の気配が消えた。
かすかなボリュームの音楽のみが、あやの肉体を包む。
自分の置かれている状況がまったく飲み込めず、あやは混乱していた。
動こうにも、磔にされた身体はまったくいうことをきかない。
――これはなんなの?? なんで?? まことさんは、どこに行ったの?……頑張れって?? なに?……
暗闇のなか裸で大の字に縛られ放置され、もはや自分の力では、なす術もない。
風間が戻ってきてくれるのを、待つしかないのか。
戻ってくればいいが、戻ってこなかったとしたら……
かすかなボリュームの音楽のみが、あやの肉体を包む。
自分の置かれている状況がまったく飲み込めず、あやは混乱していた。
動こうにも、磔にされた身体はまったくいうことをきかない。
――これはなんなの?? なんで?? まことさんは、どこに行ったの?……頑張れって?? なに?……
暗闇のなか裸で大の字に縛られ放置され、もはや自分の力では、なす術もない。
風間が戻ってきてくれるのを、待つしかないのか。
戻ってくればいいが、戻ってこなかったとしたら……

