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S彼ぇしょん
第4章 覚醒
男は、そんな悶えるあやのことなど気にする様子もなく、ただ冷静に蝋燭の雫を、あやの身体に垂らしてゆく。
熱したアスファルトに夕立の大きな雨粒が点々と模様を作り出すように、あやの柔肌に赤い点が一つ二つと増えてゆく。
お腹が真っ赤に染まると、男は胸の頂点をつまんでいたクリップを無造作に引っ張り取る。
「ああー!!」
「痛そうやなあ……血が一気に流れるからのう……おうおう赤くなって、かわいそうに」
そう言って男は、その赤く腫れた突起の頂点に赤い蝋を垂らす。