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なんで同じ時代なの
第1章 今、風
私は今まで恋をした事がない、16才になった今も。
まだ。
恋ってなに?
高校一年で同じクラスの小田 海斗。
背が高く頭も良くてスポーツもなんでも万能らしい。優しい顔のイケメン。かなりの女子に人気だ。
彼とは、ホントよく目が合う。ような気がする。
席はいつも離れてるのに。今日も何回も見られてる?、、、あれ?
今日はなんだか長い?
「、、、りーん、凛ってばー」
「今日は帰りにいつものクレープ屋行こう、あのカッコイイお兄さんいるかなー」いつも一緒に帰ってる仲良しの美紀は、帰り支度もすませ下駄箱の方へ向かっていた。
「ゴメン、お待たせー」
私も慌てて後を追って隣にならんだ。
私達が帰る途中にある、素朴なおとぎ話に出てくる小屋みたいなクレープ屋はとにかく美味しい!
他のお店にないメニューから定番物まであって、作ってるお兄さんがこれまた素敵な笑顔のイケメンなのだ、たまにお姉さんの時があってもちろん美人だ。
ただ、高校生には毎日寄る訳にもいかない値段で、そこそこ高い。
たまのご褒美だからこそ、あの素敵笑顔のお兄さんにあたりたい。
私達女子高生の、ささやかな楽しみなのだ。
まだ。
恋ってなに?
高校一年で同じクラスの小田 海斗。
背が高く頭も良くてスポーツもなんでも万能らしい。優しい顔のイケメン。かなりの女子に人気だ。
彼とは、ホントよく目が合う。ような気がする。
席はいつも離れてるのに。今日も何回も見られてる?、、、あれ?
今日はなんだか長い?
「、、、りーん、凛ってばー」
「今日は帰りにいつものクレープ屋行こう、あのカッコイイお兄さんいるかなー」いつも一緒に帰ってる仲良しの美紀は、帰り支度もすませ下駄箱の方へ向かっていた。
「ゴメン、お待たせー」
私も慌てて後を追って隣にならんだ。
私達が帰る途中にある、素朴なおとぎ話に出てくる小屋みたいなクレープ屋はとにかく美味しい!
他のお店にないメニューから定番物まであって、作ってるお兄さんがこれまた素敵な笑顔のイケメンなのだ、たまにお姉さんの時があってもちろん美人だ。
ただ、高校生には毎日寄る訳にもいかない値段で、そこそこ高い。
たまのご褒美だからこそ、あの素敵笑顔のお兄さんにあたりたい。
私達女子高生の、ささやかな楽しみなのだ。