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なんで同じ時代なの
第3章 今、形
ヤバイっ!!
見すぎたっ!
またも目が合ってしまった。
さりげなく、さりげなく、本でも読んでる振りをしよう。少し時間を置いて行くか、クレープ屋へ。
今日は月曜日だから例のイケメン野郎の日だよ、
凛達は気づいてない様だけど、ある程度法則があって、少し考えればわかるんだが、
凛は今日も木苺とヨーグルトのクレープかな。
リーン姫と同じ様に美味しそうに食べる姿。
もっと近くで見ていたい、、、いっそ写真に残していつでも見ていたい!
あー駄目だ駄目だ!やばい!それ盗撮だろ、
そんな事したら嫌われてしまう!
危ないやつだと思われてしまう!
見た目だけじゃないんだ、全てがリーン姫なんだ。
仕草のひとつひとつや、滲み出るオーラ、真っ直ぐな考え方とそれをすぐに言葉にして実行する所。
あげればキリがない、
目を閉じればいつでも鮮明に浮かんでくる。
俺の姫。
もしも、、、
凛がリーン姫じゃなくても別に構わない。
今の凛が好きだ!
記憶も無くていい、辛い別れの記憶なんていらない。最期に交わした約束も、、、
いや、それだけは忘れず実行して欲しいぞ!
俺が実行する!
凛と幸せな人生を
今度こそ凛を妻にする!
もう、泣かせたりしない!守りぬく!
俺は凛の為に生きる!