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なんで同じ時代なの
第4章 今、嵐
次の日は、一日中、小田君が笑顔になっていた。
いつもは、無口で無愛想クールな小田君が、少し微笑むだけで、こんなにもイケメンオーラを出すのかと、クラス全員びっくりくぎ付けになっていた。
今までも、頭が良くてスポーツ万能!と密かに人気はあったものの、最近のイケメンオーラだだ漏れ具合に、あちこちでファンクラブが結成されている。らしい。

「凛、小田君に決めちゃったの?海斗って呼んでたけど、」

「さっ最近、仲良くなってきたから、、、名前で呼んでっていうから、そうしただけだよ、、、」

美紀に相談しよう!これが好きっていう恋心なのか、どうか、、、

「あのね、美紀に相談があるんだけど、、」

、と言いかけた所で

「俺にもチャンスをくれ!水守さん!今日は俺が凛と二人で帰りたい!」

、と隣のクラスから走ってきたらしい黒田君がなだれ込んで来た。

ん?私と?
なんで美紀に聞く?

「そうだよねーチャンスは平等じゃなきゃね!
って事で、今日は黒田君と帰ってあげて?凛!
相談とやらは明日乗るから、その方がいいよーイロイロとね!」

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