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第4章 今、嵐

小田 海斗 Side

まさか？俺がこんなに嫉妬深いなんて知らなかった
嫌だ、凛とあいつを二人きりにしたくない！

真っ黒い雨が俺の周りで降り続けてる
これが嫉妬か！？まるで蛇の様に身体に巻き付いてきて動けない
心も凍る

帰り際に見た凛とあいつの顔が、目に焼き付いていて消えない

二人の間にある空気が変わった？

俺の大事な大事な凛なのに！
今度は俺と二人で幸せになるんだろ？
約束？
まさか、あいつも来世で一緒になる約束してたのか？



考えたくない
けど、、、
俺は凛と別れてからその先を知らない、、、
凛は覚えているのだろうか、、、聞きたい