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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第50章 兄皇帝VS弟皇太子 愛の闘い? ~華流時代劇 後宮の涙より~
ところが、聡明で美しい陸貞に次第に皇帝も惹かれるようになりました。

 まだドラマではそこまで心情は露呈しませんが、明らかに陸貞に心奪われて

 いっているのが判ります。

 そして、これは偶然だけど、陸貞と話がしたくて人払いして密室で

 二人きりで話し込んでいた皇帝と陸貞を貴妃が見つけて

 怒鳴り込みをかけてきた。

 陛下は私だけとおしゃっていたじゃありませんか!

 柳眉を逆立てて怒る貴妃は、いつに怒りのあまり、陸貞を殺そうとする。

 しかし、これは皇帝が身をもって庇いました。

 すると、貴妃は更に怒って陸貞に磁器をぶつけて、ケガをさせた。

 余は今まで、そなたを大目に見ていたが、今日は我慢ならぬ。

 陸貞、大丈夫か?

 今までなら、どんな女が相手でも、自分が怒れば皇帝は慌てて機嫌を取って

 くれたのに、陸貞が相手だと少し違うと貴妃はその時、感じました。

 現に怒った皇帝は貴妃に逢おうともしない。

 そこで貴妃は一計を案じて、皇后にのみ許される鳳印を皇帝に返し、

 反省と恭順の意を意を示した。

 もちろん、本当は反省なんかしていません。

 皇帝の寵愛を取り戻すためです。

 そして、貴妃が嘆き悲しんでいると聞いた皇帝ははやそれだけで

 怒りも忘れて貴妃のところに駆け付けて、すべては貴妃の思い通りに。

 また、この貴妃と姑の皇太后が犬猿の仲なのです。

 皇太后は貴妃と皇帝の仲をさくためにも、これまでたくさんの名家の息女を

 後宮に迎えましたが、皇帝は貴妃一人で、他の女には見向きもしません。

 それが、陸亭が現れてから、皇帝の心は少しずつ陸貞に向かい始めます。

 -と、今はそんなところ。

 この先、兄である皇帝と弟である皇太子が陸貞をめぐって対立する予感は

 今からありありですが、

 ただ、ドロドロはないといわれているので、さほどたいした対立には

 ならないのかもしれません。

 いやいや、これだけ要素が揃えば、立派な後宮ドラマですよ。

 と、私は思うんですけどねー。

 面白ったらないわぁ。

 さて、これからの展開が更に楽しみです。

 あら、また遅くなっちゃった。。。
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