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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第58章 彼の夢、私の夢~作中人物に自分の夢を託して~
栄佐が第三話で悩んだことは、私の悩みでもありました。
もちろん、書くことが大好きな自分が書くことを止めるなんて、
できるはずがない。
なので、細かな部分でまったく同じとは言い難いですが、私自身の想いと
重なる部分も確かにありました。
筆歴だけは長いので、その間に色んなことがありました。
こちらの足下を見て、原稿を持ち込んだ出版社からは高圧的な態度を
取られたこともあった。
-あなた、この条件に応じないと、今度からウチはもう原稿を見ませんから。
とか、
文通していた人が作品を読んでくれて
-先が簡単に判る小説なんて、小説といえるのかしら。
なんて酷い科白を言われたこともある。
幾ら拙い作品でも、言って良いことと悪いことがある。
そのときは情けなさに涙が出た。
もう少し言い様があるだろうに。
とにかくアマチュアだからと言いたい放題に言う人も少ないけれど
確かにいました。
もちろん、書くことが大好きな自分が書くことを止めるなんて、
できるはずがない。
なので、細かな部分でまったく同じとは言い難いですが、私自身の想いと
重なる部分も確かにありました。
筆歴だけは長いので、その間に色んなことがありました。
こちらの足下を見て、原稿を持ち込んだ出版社からは高圧的な態度を
取られたこともあった。
-あなた、この条件に応じないと、今度からウチはもう原稿を見ませんから。
とか、
文通していた人が作品を読んでくれて
-先が簡単に判る小説なんて、小説といえるのかしら。
なんて酷い科白を言われたこともある。
幾ら拙い作品でも、言って良いことと悪いことがある。
そのときは情けなさに涙が出た。
もう少し言い様があるだろうに。
とにかくアマチュアだからと言いたい放題に言う人も少ないけれど
確かにいました。