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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第10章 あの空の果て
『椰子の実』で歌われていたように
人は海を浮遊しながら あてどなく流され
その人なりの目的地へと運ばれてゆくのだと
それが人生であり運命というものなのだと感じる
雲を見て感傷的な気分になるのは
いつものことだが
空を眺めるということそのものを滅多にしない
そんなとりとめもない物想いにふけりながら
私はカメラを片手に空を見上げる
ファインダー越しの覗いた久しぶり空は
まるで そこだけ切り取られた絵画か 或いは絵はがきのように
物語めいていた
今度 空を見るとき
私は どんな気持ちでいるのだろうか
人は海を浮遊しながら あてどなく流され
その人なりの目的地へと運ばれてゆくのだと
それが人生であり運命というものなのだと感じる
雲を見て感傷的な気分になるのは
いつものことだが
空を眺めるということそのものを滅多にしない
そんなとりとめもない物想いにふけりながら
私はカメラを片手に空を見上げる
ファインダー越しの覗いた久しぶり空は
まるで そこだけ切り取られた絵画か 或いは絵はがきのように
物語めいていた
今度 空を見るとき
私は どんな気持ちでいるのだろうか