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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第90章 光と影に愛された男~ 大河ドラマ 平清盛 より~
皆様、おはようございます。

 昨夜は久しぶりに大河ドラマ 平清盛を見ました。
 
 
【画像あり】



 九巻です。こちらは通常とは異なり、ラストから前へと遡る形で視聴しています。

 特に深い意味はありません。

 前半の二つほ見終わったところですが、ここまでをひとことで言うなら、

 清盛という人の人生の絶頂期をまさに描いている

 といえます。

 以前も申し上げましたが、このドラマは清盛という貴族社会から武家社会へと

 転換する時代の申し子というか、その転換期にあって非常に重要な役目を果たした

 人です。良い意味でも、悪い意味でも。

 そんな大物ですが、ドラマでは単に清盛を英雄として描くだけでなく、

 その悲哀、清盛という偉大な武将の人生の光と影を克明に浮き彫りにしています。

 この二つの話は清盛が武士として初めて大納言という高位の官職についた

 ときから始まり、

 二年後、太政大臣を止めるまでを描いています。

 何とその二年間に、彼は大納言→内大臣→右大臣→左大臣と

 もの凄い速さで官位を上げていきましたが、

 最高位の太政大臣はわずか100日で辞職。

 その理由は太政大臣は位が高いばかりで、内実がともなわない形骸化した、

 つまり形だけの官職だから。

 
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