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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第15章 ヒーローも板挟みには悩まされる!?
駕籠に乗ってでも出かけると駄々をこねる忠吾を平蔵はいぶかしみます。
ちょうど、その頃、平蔵と忠吾を襲った賊を市口が見事に取り押さえて
火付け盗賊改め方に付きだしたことから、平蔵は自ら市口道場に彼を
訪ねて礼を言いにいきました。
そこで、市口の屋敷に来ていた娘と知り合い、それとはなしに
忠吾とのいきさつを聞き出すことになりました。
つまり、平蔵が事の次第を知ってしまった。
いかにも、あの忠吾のやりそうなことよ。。。と内心笑いをかみ殺す平蔵。
それとは別に、市口と娘が互いに相惚れの仲だと知った平蔵は、
市口にその娘をしっかりと捕まえておくように釘を刺します。
盗賊改め方というのは恋の指南までするのか?
驚く市口に平蔵は、気に入った者にしかしません、と、ひょうひょうとした様子で応える。
平蔵は様々な顔を持つ人です。
もちろん、盗賊改め方の長官としての鋭い顔、更にあるときは、こんな風に若い男女の
恋の仲立ちをする世話焼きの仲人役?。
役目柄、もちろん時には冷酷にもならなければなりませんが、根底にはいつも
温かな人間らしさを持っている、それが鬼平であり、彼の魅力なのでしょう。
そんな彼が昨日の話の狭間で、また別の顔を見せました。
ちょうど、その頃、平蔵と忠吾を襲った賊を市口が見事に取り押さえて
火付け盗賊改め方に付きだしたことから、平蔵は自ら市口道場に彼を
訪ねて礼を言いにいきました。
そこで、市口の屋敷に来ていた娘と知り合い、それとはなしに
忠吾とのいきさつを聞き出すことになりました。
つまり、平蔵が事の次第を知ってしまった。
いかにも、あの忠吾のやりそうなことよ。。。と内心笑いをかみ殺す平蔵。
それとは別に、市口と娘が互いに相惚れの仲だと知った平蔵は、
市口にその娘をしっかりと捕まえておくように釘を刺します。
盗賊改め方というのは恋の指南までするのか?
驚く市口に平蔵は、気に入った者にしかしません、と、ひょうひょうとした様子で応える。
平蔵は様々な顔を持つ人です。
もちろん、盗賊改め方の長官としての鋭い顔、更にあるときは、こんな風に若い男女の
恋の仲立ちをする世話焼きの仲人役?。
役目柄、もちろん時には冷酷にもならなければなりませんが、根底にはいつも
温かな人間らしさを持っている、それが鬼平であり、彼の魅力なのでしょう。
そんな彼が昨日の話の狭間で、また別の顔を見せました。