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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第137章 今年、誕生日を迎える自分へ
あるときは自分が取るに足りないもののような気がして
自分がいやになった数多(あまた)もの夜
涙が溢れそうになった眼を見開いて庭を眺めた
宵闇に沈み込んでもなお凛として咲き誇る純白の花たちが
月明かりを浴びて淡く光る水晶のようにきらめき
自分の足りないところを数えるのではなく
自身で誇れるもの、幸せだと思えることを数えるように教えてくれた
どんなに美しい大輪の花でも― たとえ絢爛と咲く満開の桜であっても
うららかに光降り注ぐ日もあれば
冷たい雨を浴びる日もあるのだと教えてくれた
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