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わたしは……
第3章 その希望
私の主人というのは、二十歳の大学生。
ヤリたい盛りの、若造なので、ございます。
しかし、得てして現実というものは、冷徹。
その欲求に反するよう、未だ異性との関係は皆無。
私の日常を垣間見た皆様でしたら、もうお解りのことでしょう。
私の主人はチェリー――すなわち童貞なので、ございます。
そんな主人は――良く言えば、シャイで純粋。
それをカリ(仮)に、悪く言うのならば――
グジグジしやがって、奥手野郎!
この甲斐性なしがっ!
テメエがそんなんだから、コッチはなあ――
コホン……。
些か取り乱したこと、どうかお許しいただけますよう。
切にお願いするもので、ございます……。
ヤリたい盛りの、若造なので、ございます。
しかし、得てして現実というものは、冷徹。
その欲求に反するよう、未だ異性との関係は皆無。
私の日常を垣間見た皆様でしたら、もうお解りのことでしょう。
私の主人はチェリー――すなわち童貞なので、ございます。
そんな主人は――良く言えば、シャイで純粋。
それをカリ(仮)に、悪く言うのならば――
グジグジしやがって、奥手野郎!
この甲斐性なしがっ!
テメエがそんなんだから、コッチはなあ――
コホン……。
些か取り乱したこと、どうかお許しいただけますよう。
切にお願いするもので、ございます……。