この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
年下のくせに
第5章 求め合う心
……8時。

待ち合わせの時間になった。

すぐに一台の車が入ってきた。

隣に止めて窓を開ける。

タカだ。

「マユ、そこに車止めて、こっちに乗りな」

「分かったー。ココで大丈夫なの?」

うんうん。と頷き助手席のドアを開けてくれた。

大きな四駆のタカの車の中は騒々しい音楽がかかっていた。


やっぱり、3つも下だと若いな。

来たことを少し後悔したσ(^_^;

「どこ行くの?」

私が聞くと

「イイトコロ」

意味深にニヤッと笑った。

もしかして…ホテルとか!?

一人想像して言葉を返せないでいると

「やらしいトコ、想像した?」

またニヤッと笑った。

「しないよ。バーカ」

と言うとフッと笑って走り出した。

私は緊張して会話が途切れないように話しかけた。
二人で居る時のタカは意外に落ち着いている。
もっとコドモでチャラいのかと思っていた。

たまに冗談を言ったりしながら楽しかった。

30分くらい走って車が止まった。


海に着いた

「定番www」
そう言って笑うと、

「女とデートなんてしないから、ドコに行っていいかわかんねーもん」

少し拗ねた口調で言った。

「デートかぁ。……今日デート?」

私が聞くと

「マジヒドいね」

また拗ねた口調で言った。


可愛い( ´艸`)

海を見ながらたわいない話をしていた。

「寒くない?」

そう言って肩を抱いてきた。

タカの触れる肩がドクドク言っている。

黙ってタカを見つめた。

お互い、自然に顔が近づく…

チュッチュッ

軽いキスを何度かして、深い濃厚なキスに変わる……

タカの触れる髪が、頬が、首筋が、背中が、腰が熱い。
身体全てがタカを求めていた。

「マユ…」
そう呟く声は色っぽくて、私の頭を真っ白にした。
/38ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ