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妄想の神さまっ♪
第10章 高校卒業
12月になった。
クラスメートの女子たちで、クリスマスイブにパーティーをする計画が持ち上がったが、受験が近いということで立ち消えとなった。
ひそかに彼氏がいる女子が多いのかもしれない。
加奈子ちゃんのように。
クリスマスイブの朝、駅で冴木さんにファー付きの耳あてをプレゼントした。
寒い中を駅でパトロールしている冴木さんには、実用的なはずだ。
「手編みのマフラーをプレゼントしたいんですけど、勉強が忙しくって・・・」
編み物なんか出来ないくせに、私は言った。
オッサンが頭上でニヤニヤしている。
クラスメートの女子たちで、クリスマスイブにパーティーをする計画が持ち上がったが、受験が近いということで立ち消えとなった。
ひそかに彼氏がいる女子が多いのかもしれない。
加奈子ちゃんのように。
クリスマスイブの朝、駅で冴木さんにファー付きの耳あてをプレゼントした。
寒い中を駅でパトロールしている冴木さんには、実用的なはずだ。
「手編みのマフラーをプレゼントしたいんですけど、勉強が忙しくって・・・」
編み物なんか出来ないくせに、私は言った。
オッサンが頭上でニヤニヤしている。