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妄想の神さまっ♪
第10章 高校卒業
卒業式の前日の朝・・・東桃山駅・・・
「いよいよ卒業だね。 もうお別れだね」
冴木さんが言った。
「寂しいです」
私はそう言いつつも笑顔を見せた。
「千鶴ちゃんの携帯の番号とメアドを教えてくれるかい?」
「はいっ!」
私の心は弾んだ。
これからも冴木さんと連絡ができる!
電車に乗ってからも私の心はウキウキしている。
ところが・・・
『あの刑事は人間のクズじゃ。 千鶴は早く、あの刑事に思いを寄せるのはやめるんじゃ』
オッサンが網棚から話しかけた。
「いよいよ卒業だね。 もうお別れだね」
冴木さんが言った。
「寂しいです」
私はそう言いつつも笑顔を見せた。
「千鶴ちゃんの携帯の番号とメアドを教えてくれるかい?」
「はいっ!」
私の心は弾んだ。
これからも冴木さんと連絡ができる!
電車に乗ってからも私の心はウキウキしている。
ところが・・・
『あの刑事は人間のクズじゃ。 千鶴は早く、あの刑事に思いを寄せるのはやめるんじゃ』
オッサンが網棚から話しかけた。