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妄想の神さまっ♪
第12章 最初で最後の・・・
オッサンは消滅したの?
あるいは、何らかの事情があって、私の前に出てこられないだけなの?
とにかくオッサンの安否が知りたかった。
そんなとき、冴木さんから電話があった。
メールのやりとりはしてたけど、電話は初めてなので、驚いた。
『やっと退院できたよ』
冴木さんの声がする。
元気そうな声でよかった。
「傷は大丈夫ですか?」
『うん。 完治した』
「よかったです」
『ところで・・・次の日曜日、千鶴ちゃんのところに行っていいかい? 千鶴ちゃんに会いたいんだ』
オッサンはどこかで生きていると確信した。
冴木さんが私に会いに来るのは、セックスするためだろう。
妄想の実現だ。
オッサンは消滅していない。
あるいは、何らかの事情があって、私の前に出てこられないだけなの?
とにかくオッサンの安否が知りたかった。
そんなとき、冴木さんから電話があった。
メールのやりとりはしてたけど、電話は初めてなので、驚いた。
『やっと退院できたよ』
冴木さんの声がする。
元気そうな声でよかった。
「傷は大丈夫ですか?」
『うん。 完治した』
「よかったです」
『ところで・・・次の日曜日、千鶴ちゃんのところに行っていいかい? 千鶴ちゃんに会いたいんだ』
オッサンはどこかで生きていると確信した。
冴木さんが私に会いに来るのは、セックスするためだろう。
妄想の実現だ。
オッサンは消滅していない。