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第3章 校門で･･･

それにしても不思議なのは、２トップのイケメン男子が、なぜ校門で私を待っていたのかってことだ。
授業はもう始まってるのに。

「千鶴ちゃん、オシッコを持ってきた？」
「僕たち保健委員だから、千鶴ちゃんの検尿を集めなきゃダメなんだ。今すぐにね」
山田くんと川上くんが言った。

「えっ･･･検尿？　そんなの聞いてないけど？」
私は驚いた。
本当に検尿のことなんか知らない。

「じゃあ、今すぐここで、オシッコしてよ」
「紙コップはあるから」
山田くんも川上くんも紙コップを持っている。