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弓月 舞 after story 集
第1章 Merry X'mas ~ 俺様Drに聖なる夜を
「あ…のっ、匠さん…? もうこんなに遅いですし、疲れているんじゃないですか?」
ベッドまで運ばれて
布団の上に仰向けにされた柚子。
「…ああ…疲れている」
「……っ」
「明かりを消すのも面倒なくらいだ。今は…とにかくお前が欲しい…」
「…匠…さん」
「──…いいだろ?柚子」
「…ン…、は い‥」
こんな目で…
こんな声で…聞かれたら
拒めるわけなんてないのに。
「…ハァ…っ」
熱い、熱い 唇が……
わたしに降ってくる
外を彩る粉雪はふわっとして優しくても
この唇は、情熱的で激しいの───。
『 Merry X'mas ~ 俺様Drに聖なる夜を 』完
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