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第3章 もしも企画《 教師編 》第一弾

───ﾊﾟｼｬっ



「ぷはっ‥」



７月の下旬

もうすぐ学校は夏休み。

ちょうど水泳の授業が行われている学内プールでは、教師の吹く笛の音が規則的に鳴っていた。


夏の日射しは体調抜群なようで、もう６限目にもなるというのに元気に水面に照り付けている。

赤く色を変えて西の山に隠れるのは、まだまだ先のようであった。