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第4章 もしも企画《 教師編 》第二弾

ｷｰﾝｺｰﾝ ｶｰﾝｺｰﾝ

ｷ～ﾝｺｰﾝ ｶ～ﾝｺｰﾝ


「ほら帰れ、授業だ」

「ええ～せんせぇ、わたしまだ頭が痛くて」

「気のせいだ」


授業開始のチャイム。

本来ならここ保健室には、病人を除いて生徒はいなくなる筈だ。


なのに何故だ……！


「ここはサボり推奨部屋ではない。休憩時間は終了…ついでにゆとり教育も20年前に終わった。教室に戻れ」

「もー、…けち」


けち、だと

ふざけるな。

このところの生徒( ｶﾞｷ )は、自分と教師が対等な立場にあるのだと…勘違いも甚だしい。