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弓月 舞 after story 集
第4章 もしも企画《 教師編 》第二弾
「当日の授業を楽しみにしておけ」
「…っ…待ってください…!え?ホントに?」
市ノ瀬の言葉が本気なのか冗談なのか…
測りかねない状況で、柚子は混乱の渦へと呑み込まれる。
彼は振り向いてくれないし
この渦の中で柚子をほったらかしにする気だ。
......
ガシっ‥‥!
「──…?」
自分の机へ戻ろうとした市ノ瀬の
白衣のすそを、彼女の手が掴んだ。
立ち去ろうとしたところを止められた市ノ瀬が振り返ると、目をそらした柚子がおどおどと言葉をこぼす──。
「わたし…──いや、です」
「……」
「嫌です…っ…先生が、みんなの前でエッチな…っ…エッチな話を、するの…!」
「柚子…」
「絶対に嫌です……」