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第5章 ｻﾃﾞｨｽﾄ兄弟 釣り日和

カルロ「ハルトは身投げか？」


スミヤ「そうじゃなくて。どんな魚がかかったのかを確めに行ったみたいだよ。舟の下へ」


カルロ「……それを身投げと言うんじゃないのか」


スミヤ「短気にもほどがある。まぁそのうち浮いてくるよ。それが死体じゃないことを祈ろう」






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一分後





ハルト「──プハッ！ﾊｧっ…ﾊｧっ…」


スミヤ「ああ、おかえりハルト。ちゃんと息はしているみたいだね」


ハルト「やべぇぞ！逃げろ！」


カルロ「……？」


ハルト「鮫がかかってる！下手すりゃまじで舟を沈められるぞ」


スミヤ「……!! へぇ、鮫か」