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思い出のアルバム
第11章 俺はそんな男じゃない
どのくらいそのままで居ただろうか……
そっと身体を離そうとする。
と
また抱き寄せられる。
「修ちゃん……?」
ちょっとビックリしてたら、そっと身体が離された。
「ごめん。離れたら……そのまま俺から離れていく気がして。」
少し寂しそうな顔で苦笑い。
もしかして……修ちゃんも…
今でも心配だったり不安だったりしてくれてる?
私と同じ?
そう思ったら勝手に身体が動く。
修ちゃんの頬にそっと触れ
ゆっくり近づき……
唇を重ねた……
今思えば、修ちゃんだって嫉妬で狂ったりする。
普段は全然表にださないから気付かないけど
相変わらず毎日連絡くれたり、たまに電話して直接声聞いたり
嬉しいとしか思わなかったけど
それが修ちゃんのサインだとしたら……
私と同じで
不安だから連絡したり、心配になるから電話して安心したり
してたとしたら……
「修ちゃん…。勘違いしてゴメンね……。修ちゃんの事が好きだから、色々勝手に想像して不安になっちゃう。言えば済むのに、信用したいから我慢してた」
修ちゃんがやっと優しい顔で微笑む。
安心してくれた?
修ちゃんも…不安なくなった?
年上、年下関係ないね。
恋愛って…本当に人をこんなにも夢中にさせて
こんなにも狂わせるんだね。
愛おしい………
この人を…愛してる……
もっともっと愛したい………
「修ちゃん…ちょっと立って……」
言われるがままに立つ修ちゃんのスウェットと下着を一気に下ろす。
「ちょっ…沙織!!」
ふふッッ……慌てて前を手で抑えてる。
そんな反応…初めて見たよ。なんか……可愛い。
そしてベッドの方に押して座らせる。
修ちゃんの足の間に入り込み
まだ柔らかく咥えやすいソレを口に含む……
「ーーーーーーー!!!!・・・沙織!!!!」
こんな想いは初めて。
私も…気持ちが溢れてたまらない。
愛してあげたい……
この人の全てを……
言葉じゃだめだから
言葉じゃ足りないから
身体で……………
全身で修ちゃんを……愛すの……