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思い出のアルバム
第11章 俺はそんな男じゃない


どうやら私はそのまま寝てしまったみたいだ…

ふと目が覚めると……

大好きな人の寝顔が目の前にある…



幸せ………



しっかり腕の中に包み込んでくれてる…


それに気付くと、愛されてるって実感するんだ……


それと同時に


何で少しでも疑ってしまったんだろうと


後悔してしまう…


でもやっぱり私のモノって主張したくて


そっと喉元近くに吸い付いた。




「ん………ぅん?………さ…おり?」



あ…起こしちゃった。


「ごめん…起こしちゃった…」


「いや……どした?」


寝起きの修ちゃん…

寝起きは悪くない人だけど

夜中だからかな?!……なんか可愛い……



今までずっと抱き締めてくれてたのに

急に甘えてきた。



「………ホッとする……隣に沙織がいると……」


「うそ…ベッド狭くて嫌なんじゃない?」


「そんな事ないよ……」



甘えてくっついてくる修ちゃん……

私だけが知ってる修ちゃんだろうな……



「悪かったな……ほんとに。ごめん…」


いきなり謝られても?になる。


「アイツの事、無視していれば相手しなきゃそのうち諦めると思ってたんだ。沙織が勘違いするなら、俺もここまでされるなら、何とかしとかなきゃいけなかったんだ…」


顔を上げ、ゆっくり私と向き合うように居直る。


「何も言わない沙織に甘えてたんだな……。いつも俺を理解してくれる大人な沙織に……。本当はまだまだ甘えん坊なのにな」


ニカッとからかうように頬をつねられる。


「何でよ!!私そんな子供じゃないよ!!2年しか変わらないじゃん!!偉そうにー!!」


「はははッッ………」




ふと笑顔から真顔になる……


「離れてるとお互い不安だよな…俺もそうだし、きっと沙織も……。だけど、本当に俺、沙織だけだから…そんな器用じゃないし」


うん……信じてる。

もう大丈夫だよ……


「でも、佐藤先輩が“修司は巨乳のAV観てる”って言ってたよ。修ちゃんには私だけじゃなーい!!」


「何で佐藤と連絡取ってるんだよ!!」


「今日、文化祭で偶然会ったのー」


「聞いてねぇよ……」


「忘れてたー」


「ったく……変な事ばっか言いやがる…」


「ふふふッッ」


今日嫌な事あったけど…

解決して良かったな……ほんとに……
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