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思い出のアルバム
第16章 過ち
帰りは家まで送ってもらった。
部屋に入りベッドに転がりこむ……
「修ちゃん……」
声が聞きたい……
だけど
連絡する資格なんてない気がした。
裏切ってしまった……
でも
でも
どうしても声が聞きたくて
プルルルル………
『ただ今、電話に出ることが出来ませんーーー』
きっと出れないタイミングだったのだろう。
真夜中だし寝ててもおかしくない。
だけど繋がらない現実が
自分と修ちゃんの今の関係を表している気がして
虚しくなってしまったーーーーー