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夢のその先…
第11章 別離と出逢い……

「逢いたいと想えば何時でも逢える
また和哉に逢いに来る!
和哉も、逢いに来てくれたら嬉しい」
康孝がそう言うと…
和哉は箍が緩んだのか…
堰を切った様に泣き出した
康孝の大きな手が…和哉の背中を撫でる
朝陽と幸枝しか知らぬ世界で生きてきた
突然…出来た身内に…
和哉は躊躇する
期待をすれば…なくした時に…
辛すぎる…
だから要らないと思う
はなから何もないのなら…
知った後の…空虚を味合わなくてする
和哉の自己防衛だった
和哉はそうして…欲しがらず生きてきた
康孝は、和哉が安心するまで
ずっと背中を撫でていた

