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夢のその先…
第14章 家庭訪問


朝陽は、両親から帰っておいて…

と、言われていた

でも近くに行くと甘えちゃうから…

と、断り

今も幸枝が建ててくれた家に住んでる

和哉の戸惑いが解るから

環境はあんまり一気に変えたくない

ばぁちゃんが…遺してくれた家と畑を…

守って…幸枝の墓も守りたい…

そんな想いもあって、朝陽は…断った

そしたら瑞恵は、幸枝の家を相続して

週末はそこで生活するわ

と、笑いながら返した

ゆくゆくは、こっちで暮らすかな

夫が定年した後

孫に囲まれ生活するのも悪くわないわね

なんて考えて着々とリフォームして、幸枝の家を快適に過ごせるように手を入れてる

彼方も裏山を相続した

松茸が取れる山を手離す筈ないでしょ

なんて言って彼方は笑っていた

僕も老後はこっちに家を買って悠々自適に過ごそうかな?

なんて言い出す程で、何かに用をつけ遊びに来ていた



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