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夢のその先…
第14章 家庭訪問


朝陽は…

匡哉がいなくなっても

立ち上がる事が出来なかった

匡哉は…

総て知ってしまった

朝陽は匡哉から渡されたハンカチを握り締めた

皮肉だね…

何故…



こんな風に…出逢っちゃうんだろ

朝陽は…止めどなく流れる涙を…

匡哉がくれたハンカチで拭った

その時…匡哉の匂いが…

鼻を掠めた

忘れてない…

匡哉の匂いを…

忘れてない





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