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夢のその先…
第15章 不穏な動き


バスロープをはだけ…

ベッドの上で…愛実は匡哉を誘う

「ねぇ…匡哉…」

発情した愛実は…

火照った体躯を…匡哉に押し付けた

匡哉は…そんな愛実が煩わしく…

最近は…相手をするのも…嫌だった

「本当にお前は役立たずね」

色気を出しても誘っても…匡哉は…欲情しない

愛実は…苛立ち…

バスロープを脱ぎ捨てた

そして、派手な服を着ると

寝室から出て行った

寝てくれる男など不自由はしない

もう…匡哉と言うお人形も飽きた

愛実は…お気に入りの男の子がいた

その子が…今夜はいないから相手をしてやろうと想ったのに

本当に使えない!


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