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夢のその先…
第15章 不穏な動き


離婚は成立していた

離婚届けは受理されていた

だから…もう、夫婦ではないのに…

静瑠は匡哉に葬儀に出ろ!と言って来た

愛実の夫として最期までいなさい!

と、命令してきた

それこそが…愛する娘の名誉だと……

静瑠は主張する

匡哉は…そんな茶番に付き合うつもりはなく…

断った

だが…最後は…静瑠の執拗な……

言い掛かりにも似た要求を飲んだ

京園寺を敵に回して…生きれる術は…

匡哉にはなかったから…

葬儀には喪主として参列した

それが…仮にも妻だった…愛実に対する

最後の仕事だと想ったから…

最期まで…妻を亡くして落胆した夫を演じた

総てをそこで、終わらせたかった

愛実も静瑠も…京園寺と総て縁を切りたかった

だから…逃げた

待ち続けた街を棄てた

もう…帰らないと心に決めて

恩師を頼り…

知らない街へと…

やって来た

京園寺…と言う家の支配のない所へ…

行くしか…

なかった


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