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夢のその先…
第16章 宝物


康孝は…テーブルの前に座ると

「もう一度写真を見せてくれ…」と手を出した

朝陽は…康孝の手の上に…写真を渡した

「匡哉…君か?」

朝陽は…頷いた

こんな…皮肉な偶然が……

「匡哉君とは…?」

「担任の先生…それしかありません…」

それ以外は…口すら聞かない…

と、朝陽は…答えた

康孝は…それ以上…何も言わなかった

「お正月は、家に来なさい!」

「はい。和哉は今から凄く楽しみにしてるの
毎年お年玉は………
私とばあちゃんからしか貰わないからね
母さんや父さん、姉さんや隆史さんから貰えるって、今から…わくわくしてる」

朝陽は和哉が興奮してお年玉を貰うんだ!

と喜んでた姿を…思い出す

康孝と瑞恵も、朝陽の言葉に…ワクワクしている和哉を思い浮かべた

「和哉は可愛い
我慢して人を思いやれる強い子だ」

康孝が…口にすると瑞恵は頷いた

何もなければ良い…

康孝と瑞恵は…

胸騒ぎを覚え…それを払拭するように

和哉に逢いに来た

和哉は…既に…康孝と、瑞恵の宝物だった

若葉と隆史も守って止まない…宝物

家族全員が…守りたいと想っていた

絶対に守る…と心に誓ったのだ



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