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禁断の果実に口づけを
第15章 メリクリ
今更クリスマスを喜ぶ歳ではないし、今年は仕事も休み。
のんびりと過ごそうと決めた洋子。
伸介から連絡が来て一緒に過ごそうなんて言うわけがない。
求めても叶わない事は考えるだけ無駄。
目覚めたクリスマスの朝にそんな事を一番最初に考えてしまう、自分はやっぱり寂しかった。
ウダウダとベッドで過ごす洋子。
まとめてやろうとしている家事は二時間もあれば終る。
持て余してしまう休日。
先週は充実してたな……
美容室に行き、買物をして、伸介にも会えた。
前もってクリスマスをしてしまったと思えば、諦めもつく。
あのラブホテルから持ち帰ってきたバイブは洋子の手元にあった。
伸介にやらしい部位に当てられた時は、ブルブルと身震いする程の快楽が駆け巡った。
抱いて欲しい時に相手が居なければ、玩具で慰めるのもアリなのよね…
ドレッサーの隅に紙袋で隠しておいたバイブを手に取る洋子。
オナニーへの抵抗はあるが、ムラムラとしてしまう身体は抑えきれない。
パジャマのズボンとショーツを脱ぎ、自らM字に脚を開いて恥ずかしい格好となった。