この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断の果実に口づけを
第28章 毒リンゴ
 
 洋子が支社から営業所に戻ると、営業所員は外に出払っていて静かな空間となっていた。
時刻はお昼を少し過ぎたくらい。
営業所員達は、職域(自分に与えられた職場訪問=仕事の一環)に行ったり、個々にランチを取ったりする時間でもある。
洋子も余り食欲もなかったが、コンビニで菓子パン二つ買い、昼食を営業所内にある休憩室で取ろうと思っていた。
休憩室にはコーヒーサーバーが設置されていて、この営業所で働く者は自由に飲む事が出来た。

 『コーヒーでも飲みながら、頭を整理しないと…』

 洋子はそんな事を思いながら、暫しボッーと考える時間を確保する為、休憩室に入った。


 ドアを開け休憩室に入ると、自分の天敵である川端伊織が居た。
他に誰も居ない。
一瞬、『今、一番会いたくなかった。ドア開けなきゃ良かった…』と後悔もしたが、開けておきながら『失礼しました!』とコントの様に後ずさりするのもおかしい。
仕方なく、菓子パンの入ったコンビニの袋をぶら下げ中に入った。

/506ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ