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禁断の果実に口づけを
第6章 洋子の変貌
伊織の嬉しそうな顔を見ながら、フンと鼻で嗤う、陰険な洋子。
『あんまりいい気になんなよ?
やっと、少しだけ会社に貢献出来ただけだろ?
それを大袈裟に喜んで…
まぁいいや…
役立たずも、たまには役に立つ。まぐれくらいはあるんでしょ!
チヤホヤされるのも今のうちなんだよ!
川端伊織!!』
洋子は心底面白くない。
なんでこんなに川端が嫌いなんだろう?
イラつく気持ちも湧くが、昨日の伸介とのセックスを思い出すと、不思議とその苛立ちが治ってゆく。
もう一度、セックスがしたい‥‥‥
はしたなくもそう思ってしまう。
ツゥーと下半身が濡れてゆくのが分かる。
何だろう…
今日は、このムラムラが治まらない。
イヤね…
バカみたい。色ボケしてるみたいで!