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禁断の果実に口づけを
第7章 理性と欲望の狭間
ーーちょっと、一体、何言ってるのよ!!
下着をつけてくるな?
人をバカにするのも、いい加減にしなさいよ!!
洋子は憤慨していた。
その反面、あのセックスが今日一日を支配し、何度も何度も恋しがっている。
身体を絡め合って体温を感じたい。
冷たく凍ってしまった自分の心は、そうする事で落ち着きを取り戻し、女でありたいと訴えている。
その証拠を残すかの様に、一日中、淫らな妄想に支配された頭は下半身に素直な信号を送っていた。
履いていたショーツは染みを残し、獣の匂いがほんのりと漂っている。
下半身が疼く……
伸介とのセックスを求めてしまっている…