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鏡の中から…
第2章 契り
「ちょっと!何なのよぉ~」
夏海がぼやく
雅龍の腕は…びくともせず…
夏海は囚われの身となった
「神楽の家も…血は薄れた
その所為じゃ」
神器の中の者を呼び出し…扱える人間は…
皆無に等しかった
「こいつは始祖還りか?」
「多分…」
「多分じゃねぇだろ?」
雅龍の姿が…本体と違わずデカかった
呼び出した能力者の力に影響を受けるから、力が弱ければ…
小さい体躯しか手に入らぬ
力が大きければ本体に近い体躯になる
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