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鏡の中から…
第9章 明日へと続く日々
「雅龍がいれば、私は生きて行けるよ?」
「我も夏海がおれば生きて行ける」
二人は顔を見合わせて…笑った
「ねぇ、雅龍」
「何だ?」
「またね…って良い言葉だね」
またね
明日を信じさせる
疑わず…明日を信じれる言葉だった
「そうだな…」
「私、またね。って笑って…お別れするつもりなの」
「夏海…」
「ちょっと、旅行に行ってるみたいに…
思わせたいじゃない
だからね、またね、って言って…お別れ出来たら良いと思うの」
「夏海が…笑ってられる様に…
我は…お前を愛して、離さないでいよう」
「うん。」
二人で帰る帰り道
二人は…手を離さなかった