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鏡の中から…
第14章 またね


「夏海…」

雅龍の唇が、夏海の唇に合わさる

雅龍の舌が…

夏海の口腔に侵略して…暴れる

搦まる舌は…互いの不足を訴え…暴れた

夏海の膝が、カクンッと崩れるのを

雅龍の力強い腕が支え…抱き上げた

「雅龍…」

熱に潤んだ瞳が雅龍に向けられる

雅龍が不足していたと…夏海の瞳が訴える

雅龍の瞳も欲情の焔が上がっていた

夏海が不足して…欲しているのが解った

雅龍は夏海をベッドに寝かせると

その上に重なった

抱き締め…接吻を貪る

足らなかった…夏海を補うかのように雅龍は夏海を求めた

夏海も雅龍を求め…背を抱いた




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