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鏡の中から…
第4章 修行へと
朝、目が醒めると…
雅龍に抱かれていて…夏海はドキッとした
目の前に…
雅龍の顔があった
目鼻立ちの整った顔
金色の…髪が…チカチカ目映い
雅龍の顔を鑑賞していると
クククッと雅龍が笑った
「何よ?」
「我の顔の鑑賞は終わったのか?」
「目の前にあったからね
人間と同じじゃない」
「我を創はお主の力
我は龍の姿なり。」
「そうだったわね。
神楽の守り龍だったわね」
あっさり言われ…
雅龍は調子が狂う
普通…怖がらないのか?
キャーとか…脅えて…見られた経験しかない
なのに夏海は…脅える処か
喧嘩腰に挑発してくる
中々…面白い