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鏡の中から…
第4章 修行へと
飛鳥井の家へ行くと、応接室に通された
ふかふかのソファーに腰掛け
横の雅龍を見る
父親のスーツを借りて着て、何とか来日の外人さんみたいになっていた
ガチャとドアが開く音がすると
夏海はキチンと姿勢を正した
飛鳥井家 真贋 飛鳥井 康太 が応接室に顔を出した
身長 165センチあるかないかの小柄な、元気な男だった
その横に…常に影のように連れだって歩く男
榊原 伊織
身長 180は行くでしょ?って身長で役者張りの男前だった
当たり前か…彼の両親…兄は役者だったから。
飛鳥井康太を取り囲む様に…彼の仲間が立つ
番犬の様な二人から…フランス人形バリの青年から、一条隼人と言う俳優まで…いた
何とも…此処は別世界だわ
夏海は何時も此処へ来ると、そう思った