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鏡の中から…
第5章 伴侶の儀式
「リタイヤ?笑わせるわね!」
夏海は目の前の…人を…槍で突き刺し凪ぎ飛ばした
「此処でリタイヤするなら、私は今頃神楽を捨ててるわよ!」
昔…飛鳥井康太は、私に言った
お前が神楽を受け入れれぬなら………
身の立つ様に外へと逃がしてやっても良いぞ!
…と。
夏海は言った
『それは素敵ね。
でも私は神楽でしか生きられない存在
外へは行くつもりもないわ。』
飛鳥井康太にそう言った
神楽を捨てる気など皆無に等しい
そう告げた
だから私は闘うの!
夏海の瞳が…紅く燃えていた