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鏡の中から…
第5章 伴侶の儀式



「儀式に…他は介入させてはならないの!
この妖刀は…飛鳥井家真贋の妖刀だからね!」

だから反則なのよ

と、夏海が教える

「夢の中で…真贋が渡してくれた」

夢の中で…?

雅龍は…少しだけ…ムカッとなった

夏海が…真贋に向ける信頼が…憎らしい

雅龍がモヤモヤと闘っていると…

夏海が叫んだ


「雅龍、私を飛ばしなさい!」

「夏海…危険な目に合わせてしまう…」

「当たり前じゃない!
でもそんな事言ってられないのよ!」

夏海は正面から斬り裂くつもりでいた



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