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いきたい
第13章 告白

それでね、彼は私に言ってくれたの。
結婚しようって。
もう二度と離さないからって。
それでね、退院してドレスも決めて、あとは結婚式だけだったの。
「もうすぐだったんだね」
うん。悲劇は突然ってやつよね。
結婚式の3日前に、彼は死んだの。
交通事故だったんだって。
原因はね、対向車の居眠りが原因。
向こうからきた車、トラックでね・・相手は軽傷で済んだのに彼だけ即死状態だったんだって。
でも、不幸中の幸いで炎上爆発はなかったんだって。
私、今でも信じられないの。
彼は死んだなんて、信じたくないの。
「それでも信じなきゃね」
うん。
でもね、そのトラックのが悪いのになんで何も悪くなかったてっちゃんが死ななきゃいけなかったんだろう?
「その人はてっちゃんって言うんだね。そうだね、神様の決めたことだからね」
私、何度も後追いしようと思ったの。
でも、結局失敗しちゃうだけで死ねなかったの。
「死ななくてよかったよ・・」
ごめんね、お母さん。
「いいんだよ」
結婚しようって。
もう二度と離さないからって。
それでね、退院してドレスも決めて、あとは結婚式だけだったの。
「もうすぐだったんだね」
うん。悲劇は突然ってやつよね。
結婚式の3日前に、彼は死んだの。
交通事故だったんだって。
原因はね、対向車の居眠りが原因。
向こうからきた車、トラックでね・・相手は軽傷で済んだのに彼だけ即死状態だったんだって。
でも、不幸中の幸いで炎上爆発はなかったんだって。
私、今でも信じられないの。
彼は死んだなんて、信じたくないの。
「それでも信じなきゃね」
うん。
でもね、そのトラックのが悪いのになんで何も悪くなかったてっちゃんが死ななきゃいけなかったんだろう?
「その人はてっちゃんって言うんだね。そうだね、神様の決めたことだからね」
私、何度も後追いしようと思ったの。
でも、結局失敗しちゃうだけで死ねなかったの。
「死ななくてよかったよ・・」
ごめんね、お母さん。
「いいんだよ」

