この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
いきたい
第4章 初デート
‐梓乃side‐
「お待たせー!」
「お、おはよう。元気じゃんかw」
元気、まぁそうだね。
寝不足なだけで、どこも悪くないんだし。
「うん、元気!」
「心配したんだからなー・・」
むぅーって膨れる哲也の顔は、どこか子供っぽい。
「あ、おはようございます。あなたが哲也さん?」
「あ、はい。あなたは?」
「ルームシェアしてる梓乃の友達で・・ミナっていいます」
「ミナちゃんか、よろしくね。梓乃を今日一日お借りします」
「いえいえ、今日と言わず毎日どうぞ!」
「ちょっとミナ!?」
「あははっ!まだそうはいかないかな?まぁ、いいや。哲也さん、梓乃はちょっと体と頭が弱いから気をつけてあげてね」
「はい!」
はい!じゃないから・・。
何さ・・頭が弱いって・・とんでもないことを教えちゃってさぁ・・。
ひどいよ・・。
「もういいでしょ?いこうよ!」
「はいはいwwいってらっしゃい!」
「「いってきまーす」」
車を走らせ、向かうは高速道路。
「ね、どこに行くの?」
「どこがいい?」
「まだ決めてないの!?」
「うそうそ、海沿い走って水族館に行こう」
「わーい!」
水族館だって!
美味しそうなお魚がうじゃうじゃ泳ぐグルメ館だよ!!
・・・とは言えないので、素直に喜んだけど、顔に出ていたらしい。
「泳ぐ魚は食べるための魚じゃないからな?」
「わ・・わかってる!!」
車運転してるのになんで私の顔がわかったのか理解できないな・・。
「お待たせー!」
「お、おはよう。元気じゃんかw」
元気、まぁそうだね。
寝不足なだけで、どこも悪くないんだし。
「うん、元気!」
「心配したんだからなー・・」
むぅーって膨れる哲也の顔は、どこか子供っぽい。
「あ、おはようございます。あなたが哲也さん?」
「あ、はい。あなたは?」
「ルームシェアしてる梓乃の友達で・・ミナっていいます」
「ミナちゃんか、よろしくね。梓乃を今日一日お借りします」
「いえいえ、今日と言わず毎日どうぞ!」
「ちょっとミナ!?」
「あははっ!まだそうはいかないかな?まぁ、いいや。哲也さん、梓乃はちょっと体と頭が弱いから気をつけてあげてね」
「はい!」
はい!じゃないから・・。
何さ・・頭が弱いって・・とんでもないことを教えちゃってさぁ・・。
ひどいよ・・。
「もういいでしょ?いこうよ!」
「はいはいwwいってらっしゃい!」
「「いってきまーす」」
車を走らせ、向かうは高速道路。
「ね、どこに行くの?」
「どこがいい?」
「まだ決めてないの!?」
「うそうそ、海沿い走って水族館に行こう」
「わーい!」
水族館だって!
美味しそうなお魚がうじゃうじゃ泳ぐグルメ館だよ!!
・・・とは言えないので、素直に喜んだけど、顔に出ていたらしい。
「泳ぐ魚は食べるための魚じゃないからな?」
「わ・・わかってる!!」
車運転してるのになんで私の顔がわかったのか理解できないな・・。