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偽りの身の上〜身代わりの姫君〜
第1章 プロローグ


「こんなもの!」
王様は杖を叩きつけ、女神像を粉々にしました。
するとそこから光が放ち、女神が現れたのです。

『心の醜いお前は、誰かに愛し、愛されるまでずっとその姿でいるがいい』

王様は瞬く間に姿を変え、二目と見られない醜いモンスターになってしまったのです。


――ブルビリア地方 『女神像の呪い』より抜粋

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