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エンブレム──奴隷契約編
第5章 羞恥調教
ブレザー、ネクタイ、ワイシャツ、そしてついにスカートまでもパサっと小さな音をたて床に落ちた。
もはや麻美の肌を隠しているのは純白の下着と紺のニーハイソックスだけだ。
恥ずかしさに耐え兼ねた麻美は両腕で胸を隠し、そのままペタリとしゃがみこんでしまった。
「おい麻美、誰が隠して良いと言った?奴隷の分際で勝手な事をするな」
田島が冷ややかな口調で叱咤すると、麻美はギュッと唇を噛みしめ無言で立ち上がると静かに両腕を降ろした。
「今の気分はどうだ?麻美」
「恥ずかしい……です」
「誰に答えているのかわからんな」
「恥ずかしいです……ご主人様……」
椅子に座る田島の身体がブルッと小さく震えた。
「今俺は麻美を支配している」そう思うと、味わった事のない快感が身体を走った。
「麻美、下着も脱げ。お前の全てを俺の目に晒すんだ」
田島はゆっくりと静かな口調で麻美に声をかけた。
この程度で終わらす気など田島には無かった。