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第15章 Old playmate

部屋のドアを開けると昔より物が片付いていて
置いてあるものも子供の物から大人の男性の物ばっかで
ベッドの下に目をやるとまぁ


エッチな本やDVDが大量に積まれているのも
目に見える




「え…誰？」





「久しぶり、お兄ちゃん」



最初は誰かもわかっていなかったようだけど
ずっと私を見つめて上から下まで舐めるように見た
お兄ちゃんは目を見開いた




「おまっ…！」


「元気してた？」




「なんっ…」



うまいこと言葉が出ないのだろう
無理もない

私は何度か大きくなったお兄ちゃんの写真を見てる
から特に驚きはなかったけど、お兄ちゃんは何年も
私のことを見ていないんだから


いきなり小学生から大学生になった私を見て
驚かないわけがない